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根本的な原因を捉えきれていない。
当院にご相談にくる方の殆どが、小児科の病院を受診され結果、服薬と経過観察となってしまい不安を抱えてる方が多いです。
起立性調整障害とは、成長期という急速に体の内外が変化する時期に、日常生活での何らかの原因が引き金となり、自律神経の乱を引き起こしているというように考えています。
そしてその原因は、十人十色と多岐に渡ります。しかし食習慣、長時間のスマホゲームでの不良姿勢、ストレス、運動不足など現代の生活スタイルが強く影響を及ぼしていると、多くの患者様と接する中で感じています。
そして、起立性調節障害の主要な原因の1つは、スマホ首、猫背、側彎、骨盤の歪みという、背骨における複合的で複雑な『骨格の歪み』です。
『うちの子は“姿勢が悪い”』と思われた事ありませんか。
下記で詳しく説明させてもらっています。
小学校高学年~中学生に多くみられます。この時期は二次成長期のため、体も変化していきますが、もちろん自律神経にも変化が出じます。
その際、循環器系の調整が上手くいかなくなってしまったわけです。また身体的要素以外に、精神的、環境的要素も関わって起こるとも考えられます。
平成22年に小学生、中学生、高校生を対象に、起立性調節障害での「寝起きが悪い」「午前中に調子が悪いといった症状を訴える生徒の人数が調査されています。
小学校高学年から増加し始め、中学生、高校生になるとおよそ4人に1人が起立性調節障害を抱えているという事が分かります。また、男子よりも女子の方が症状を抱えている人の割合が多い傾向にあります。
何らかの原因によって自律神経が乱れてしまうと、交感神経と副交感神経が適切なタイミングで切り替わることができず、私たちの行う様々な動作や環境に適応できなくなってきてしまいます。
起立時には、重力によって血液が一時的に下に溜まりやすい状態になります。通常は自律神経が瞬時に切り替わり、血圧を上昇させたり、心拍数を高める事で血流が上半身や脳にしっかりと行くように調節してくれるために問題は生じません。
起立性調節障害の場合には、起立時における自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが上手くなされず、結果血圧を低下させてしまい、上半身や脳の血流不足を引き起こしてしまいます。
これが、起立性調節障害の主な発生機序になります。
起立性調節障害は、自律神経の調節の乱れによって起こると説明しました。その自律神経のバランスには日内変動のパターンがあります。自律神経活動には24時間周期のリズムがあり、早朝になると交感神経活動が増えて体を活性化し、夜には副交感神経活動が高まり体を休養させるといった働きが正常です。
ところが、起立性調節障害では、午前中に交感神経が活性化せず5~6時間以上も後ろにずれ込んでいきます。そのために、朝なかなか起き上がれず、特に午前中は体のだるさが強く体調が悪いことが多いのです。
特にストレス、緊張、不安などは自律神経のバランスを崩すため、起立性調節障害の症状を悪化させやすい。また気圧が低い時や暑い時期も起立性調節障害の症状が現れやすく、悪化しやすいと言われています。曇りや雨の日、夏場は特に注意を必要とするケースがあります。
起立性調節障害は、新起立試験により4つのサブタイプに分けられます。(内臓の病気などがない場合)
※最近では、過剰反応型と脳血流低下型も加わっています。
起立した直後に強い血圧低下が見られ、回復に時間がかかるタイプ。
起立した直後に下がった血圧が、元に戻るのに25秒以上かかった場合である。
起立性調節障害で一番多いタイプがこの起立直後性低血圧タイプです。起立した直後に強い立ちくらみや全身倦怠感、目の前が暗くなるといった症状が見られるのが特徴です。
軽症型と重症型があり、血圧の低下具合でどちらかが判断されます。子どもの場合には、頻脈(ひんみゃく:脈拍が上がること)も現れることがあります。
起立直後には血圧低下は見られないが、起立直後から頻脈が発生し続けるタイプです。
そして起立して数分たった後に、血圧の低下が見られ、全身倦怠感や頭痛、ふらつきなどが出現するタイプ。起立直後性低血圧の次に多く見られるタイプです。
このタイプは、起立直後には特に大きな血圧低下は見られません。
しかし、起立してしばらくすると突然急激な血圧低下が見られ、顔色が悪くなったり、失神してしまったり、立っていられない程のひどい立ちくらみが現れます。
起立直後性低血圧、体位性頻脈症候群、遷延性(せんえんせい〕起立性低血圧などでも、突然神経調節性失神タイプまたは血管迷走神経性失神タイプが現れることもあります。
起立後は目立った血圧低下はありませんが、徐々に血圧が低下し5分~10分後に起立性調節障害の症状が見られるタイプです。
上記の4つのタイプの他に、近年新しい2つのタイプ(過剰反応型と脳血流低下型)が報告されています。これらが、起立性調節障害の方全体の15%程度にあたるとも言われています。
過剰反応型は、起立直後に血圧が逆に上昇してしまうタイプ。
脳血流低下型は、起立後の血圧や脈拍には異常が見られず、脳血流のみが低下するというタイプ。
そもそも、起立性調節障害における自律神経の乱れを起こす原因とは?
冒頭で述べた通り、スマホ首、猫背、側彎、骨盤の歪みという、背骨における複合的で複雑な『骨格の歪み』が大きく影響します。
自律神経の「交感神経」は背骨の部分から、「副交感神経」は首の骨・骨盤部分から神経が出ています。 背骨・骨盤の歪みが出てくると自律神経の働きを阻害し正常な自律神経の働きができなくなってしまい自律神経のバランスを崩してしまいます。
そもそも「スマホ首」とは「ストレートネック」です。日本人の8割~9割はストレートネックであると言われるぐらい、まさに「現代病」です。正常な首は、頸椎(けいつい)がゆるやかなカーブを描いていますが、頸椎のカーブが消失した状態を「ストレートネック」と言います。
この状態で体を前傾したりすると、頭部を支える際に首の筋肉や骨に大きな力が加わってしまいます。そうすると、首の筋肉は疲弊し硬くなり、首や首の土台となる骨がズレて引っ掛かるかたちで動かなくなります。こうした結果、神経伝達や血液循環を起こし、頭痛、めまいやふらつき、血圧コントロールの不良を招いてしまいます。
また、現代の生活はイスが主流となっていて、座っている姿勢が猫背になりやすいです。猫背は背中を丸め首に負担をかける様な姿勢です。そして神経の通りや血液循環を悪くしてしまいます。加えてスマートフォンやゲームをよく使う子供たちは、柔らかいソファーで、しかも長時間ものあいだ体を丸めて過ごします。
こうして骨格を歪める習慣が、自律神経を乱れを招き、起立性調節障害の回復をさまたげてしまいます。
栄養不足だけが原因で、起立性調節障害になる事はあまりありません。しかし精神的ストレスや肉体的ストレスがあり、更にそこに栄養の偏りが加わると、たちまち自律神経の乱れに拍車を掛けてしまいます。
「血糖値?糖尿病の人以外は関係ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。現代では、何にでも糖質が入り込み、“糖質過多” となってしまっています。そのために食後、急激に血糖値が上昇、その後行き過ぎた血糖値を戻そうとインスリンホルモンによって急激に下降します(反応性低血糖といいます)。
起立性調節障害の子供たちは、健康な状態と違って“ジェットコースター”のような血糖値の乱高下が見えないところで起こっていると言われます。この乱高下によって低血糖になったタイミングに、エネルギー不足で体が動かない、頭痛、眠気倦怠感、イライラ、不安感が生じます。
子供の多動症(ADHD)やキレやすい、集中力が保てないといった症状の中には低血糖が関係している事も少なからずあります。そして更に下がり過ぎた血糖値を上げようと、最後に血糖値を上げるホルモンが分泌されます。この時刺激されるのが交感神経のホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなど〕なんです。交感神経のような体を緊張状態にする働きが頻繁に続く事で、体は十分にリラックスする機会を失ってしまい、心身ともに疲れてしまいます。
最近の子供たちはスイーツ、ジュース、マクドナルドなどの食習慣により、血糖値の乱高下を非常に起こしやすくなってしまっています。また起立性調節障害では、夜間低血糖を引き起こしている可能性もあります。
人間には、ストレスから身を守ろうとする働きが体には備わっています。そこで注目されるのは、副腎という臓器です。副腎では、ストレスに対して『コルチゾール』というホルモンを分泌し、自律神経では交感神経が優位になるよう働きます。
しかし慢性的にストレスが多い状態が続くと、副腎が分泌に追われ疲弊し、十分な量のコルチゾールを作れなくなってしまいます(日本ではまだあまり聞き慣れないかもしれませんが、「副腎疲労(アドレナルファティーグ)」や、重症例では「慢性疲労症候群」と呼ばれます)。
またコルチゾールは、血糖値のところで述べたように血糖値の上昇にも働くホルモンです。
ですから糖質過多の食習慣の上に、精神的ストレスや肉体的ストレスが加わる事で、血糖値コントロールやストレスのコントロールが上手くできなくなるといった悪循環へと陥ってしまいます。
特に思春期には学校生活でも求められるものが多くなり、もともとストレス耐性の低いお子さんでは副腎疲労や起立性調節障害の症状が出やすくなる訳です。
まず、整体に対してのご不安や、緊張していらっしゃる方も多いのですが、当院の施術は基本的に、お客様が寝られるくらい優しい刺激ですのでご安心ください。
もちろんご両親も施術中に近くで見守っていていただく事も可能です。
当院では、ご本人が1番安心して、心身の回復に取り組めることを大切にしています。
徹底的に根本原因を探るため検査を行います。
上記の検査の結果に加えて、
起立性調節障害のお子様はとても大事な食事や栄養、学校や自宅での座り方をはじめ普段の姿勢の提案、などの生活習慣、生活環境のカウンセリングを行います。多くの起立性調節障害のお子様を見てきた経験を元に、こうしたいくつもの過程を踏みながらお一人おひとりの根本的な原因を特定していきます。
《頭蓋骨から骨盤まで、骨格の歪みを調整する(頭蓋仙骨療法)》
とてもソフトなタッチで、頭蓋骨と仙骨(骨盤の骨)を中心に調整する事で、『脳脊髄液の流れを促し、自律神経を整えます』。
体のコリや緊張をほぐし、気・血・水の滞りを流していきます。特に頭蓋骨と首をつなぐ奥深くにある筋肉のコリをほぐす事で、自らゆるみ始めていく反応が、手や足、胃腸の働きとしても見られます。忙しい日常の中で、無意識に緊張状態にある心と体がゆるめられ、本来のバランスを取り戻します。
また頭蓋骨の調整を行うと、脳波がリラックスされた時に見られるα波(アルファ波)へ切り替わります。呼吸が深まり、感情の調和や解放が起こることもあります。更に、「寝ているような、うっすら意識はあるような、心地よい不思議な感覚」といった深い瞑想状態と同じθ波(シータ波)へと切り替わります。短時間で脳が休息し、自分自身の回復力「自然治癒力」が最も発揮されやすい状態となり、この「自然治癒力」によって、不調が根本から回復へと向かいます。
この効果が翌日以降も続くため、施術直後の「スッキリした」「楽になった」「このままゆっくり眠りたい」といった効果に加えて、翌日以降いつの間にか「体が軽く動きやすくなった」「こりや頭痛が来なくなった」「疲れがとれていた」「悩んでいたことも気にならなくなった」など、自律神経由来の様々な症状に持続的な効果が得られます。
11月24日までに
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<むぎわら式整体コース>
1回 1,980円
(通常1回 7,000円)
予約多数のため先着10名様のみ
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※2回目の施術も1980円で受けられます。
※キャンペーンは予告なく終了することがありますのでお早めにご連絡下さい。
※施術時間は約30分です。
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『こんな先生に見てもらいたい、と思う治療家は初めて』 Serendipity 治療院にもお邪魔させていただいたことがありますが、すごく患者さんとの距離が近いなと感じました。そして来る患者さんたちは皆さん決まって笑顔になって帰っていく姿を今でも覚えています。最初は皆さん不安な面持ちで来院するのに、帰るときには笑顔になっています。僕も今までたくさんの治療家の先生を見てきましたが、こんな先生に見てもらいたいと思う治療家は初めてでした。痛みを持ってる方は不安を抱えていると思いますが安心して信用できる先生ですよ。 |
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当院では、初回のカウンセリングを特に重要視しています。ささいなこともお話しいただき、検査と併せて本当の原因を探ります。
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